【うつ病】4ヶ月の休職からの復職

どうもcloverです。

前回の記事では、うつ病になったきっかけを書きました。

 

clover0628.hatenablog.com

 

今回は、復職のことを書いていきたいと思います。

休職期間(2014年11月~2015年2月)の4ヶ月の間、最初は1週間に1回、少し落ち着いて来たら2週間に1回、心療内科に通っていました。

最初に、自立支援医療制度を活用すると安くなるよって言われましたが、自分は直ぐに治るとか手続きに行くのが面倒ということで、利用しませんでした。

 

ですが、相当甘い考えでした。

毎回診療代+薬代で5000円近く行きますので、ぜひ活用しましょう。代理人が本人に代わって申請することも可能です。人に会いたくない状態の人だっていますし、症状は様々ですからね。収入も休み中は減りますし。

 

僕は、最初の2ヶ月間は仕事のことをずっと考えていました。何もできないのに…。僕がいなくても会社は回るって、ちょっとショックでした。部長の面談時に、もっと色々と仕事のことを聞かれるかと思ってワクワクしていた自分もいました。

 

3ヶ月目は、特に何もしていなかった気がします。今現在もですが、趣味という趣味がありませんので、毎日TVを見て過ごしていたようなぁ、、あまり記憶がないですね。

 

4ヶ月目に、急に不安に駆られて、復職したいです!って部長に言いました。焦りがあったのでしょう。このままではいけないと。心療内科の先生には「もう大丈夫です」って、嘘をついていました。

 

けれど、そう簡単に会社は復職を許してくれません。産業医の面談で、毎日規則正しい生活を送ることを言われました。職場に行く時間に起きて、日中は図書館に行くことを勧められ、仕事に関係ない本でも何でもいいので、読むこと。集中力を保つことと。

 

これは、結構しんどかったです。そもそも、産業医と会うために、電車を40分乗ることが不安で嫁についてきてもらいましたし、車内で泣きそうにもなりました。図書館にも最初の頃は嫁と一緒で、集中力が続かず1時間も経たずに家に帰ったこともあります。

 

慣れてきたら、電車に乗り、会社がある駅まで行って帰ってくる。家の最寄り駅にある図書館で過ごす。3週間ぐらい続けました。しかし、不安は残っているまま。自分に嘘をついてまで復職したかった。うつ病は治ったって思いたかった。そんな簡単に治るものではないのに…。

 

色々な気持ちを隠しながら、2015年3月に復職。最初の1週間は緊張しました。やはり、周りの目が気になりますし、周りに気を使わせているのも嫌でしたね。

 

復帰して最初の仕事は、データマイニングの新しいシステムを覚えて、データ分析したり、そのシステム自体が使える(購入するに値する)ソフトなのか検証すること。いきなり、レベル高い…。

「会社に来て、ただいるだけでいいよ。慣れてきたら、徐々に任せるから」と部長は、言っていましたよね?(笑)

会社の誰も知らない新しいシステムの検証ですか…。とは思っても、やってしまうのが、僕の悪いところ。

 

かかりつけの心療内科医いわく、うつ病になる人は、責任感が強く、真面目で、周りから好かれる人がかかりやすい病気だそうです。

 

システム検証は直ぐに終わらせました。メリット・デメリット、費用対効果等を報告。別に期日が決まっているわけでもないのに、毎日必死になってやっていました。さぼろうと思えばさぼれるのに。自分でも嫌になるこの性格。

 

復職する際には、最初にどのような仕事をするのか、上司にキチンと聞いたほうがいいですね。出来れば責任のない仕事(後で必ず誰かがチェックしてくれる等)か、自分で出来ること出来ないことを言ったほうが良いですね。

 

僕の勝手な意見ですが、完璧にうつ病を治してから復帰する人って中々いないと思います。多少無理していると思います。でも、会社は完璧に治してから復帰して来いって言うんですよね~。

 

今回は、ここまでです。最後までお読みいただきありがとうございます。